サンリオピューロランドは全国民が知るエンターテイメント施設であるが、個人的には経営不振が続いているというところまでの情報で止まってしまっていた。
そんな中、 NHKのプロフェッショナル仕事の流儀でサンリオピューロランドが特集されていた。
何でも、ここ数年で売り上げがV字回復しているのだそうだ。
その要因の一つとして、代表取締役社長の小巻亜矢がフューチャーされていた。
5年前から担当となり、2019年から会社の代表を務めるようになったようだ。
増田セバスチャンやMIKIKO、さらにヒャダインなどそうそうたるメンバーにより、キャラクターデザインから振付、音楽までを改善していったようだ。
これだけのメンバー揃えればそれはそうだろうと一瞬思ったが、小巻亜矢が放った言葉に一つの強い信念を感じた。
それがこちら
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絶対に ぞわっとするくらい
かわいいものを作りたいと思っていて
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人がどのような時に感情が動くかということもすごく考えているという。
まさに、「ぞわっ」と言う感覚。
その感覚を大切にしているからこそ、キャラクター商品開発一つとっても細部までこだわり、来場ついでに買うお土産ではなく、その商品を目当てに来場すると言う行動の変化を生み出したのだ。
自分自身も制作物を多岐にわたり行うが、数日後、自分でそれを目にした時に「ぞわっ」という感覚が出ないものは、なぜその感覚にならないかを考え、とことん調整をすることを続けている。
やっぱり、その感覚にならないものを世に出すことはできないのだ。
小巻は、さらにこうも言っている
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提案を受けて、検討します、じゃあ進めましょう。
これでは、絶対にいいものはできない。
枠を外して、お互い裸になって、アイデアを出し合って、そこから篩にかけて、できるものを考えていく。
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まさに、同じことを世界の哲学者も言っている。
行き詰まったときは「固定観念を捨てろ」だ。
つまり、枠を外して、視点を変え、物事を考える。
これは、人生にも共通して使える考え方だ。
そんなサンリオが枠を外して出したアイデアは、
埼玉県のご当地キティちゃん。
サイの被り物をしたキティちゃんが玉に乗っていると言うただのダジャレだ!