お金を儲けたい。
人は誰でもそんな事を一度は考えたことがあると思う。
「世界の哲学者に人生相談」という番組がかなり面白く、過去に記事にさせてもらった。
今回のテーマは「お金を儲けたい」だ。
番組冒頭で、そもそもなぜ
「働いたらお金がもらえるのか」
と疑問を投げかけた。
もっとわかりやすく言うと
「お医者さんはなぜお金をもらえるのか」
「患者を助けている」
と考える方が多いだろう。
となると、投資家もお金を儲けてるとすると、投資家は誰を助けているのだろう。
番組では、例えば
製薬会社へ投資→新しい薬の開発→薬で人が助かる
のように、辿れば助けるという行為が存在してると言うのだ。
アダムスミスはこう言う
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徳への道は
財産への道に つながる
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つまり、お金が生み出される裏には必ず徳(人助けになるようなもの)が存在するという事なのだ。
ぼんやりは思っていても、目から鱗が落ちた感覚だ。
仕事をしていると、ついつい目標金額を達成させることが最優先となってしまうことが多々ある。
それは、目先の利益を達成させる瞬発力はあるかもしれない。
しかし継続してお金を生み出すことには繋がらないと言うことだ。
お客様を助けると言う本質を完全に無視してしまっているのだ。
徹底的にお客様にどうやったら儲かってもらえるのかを考えることが第1優先なのだ。
「お金儲けの根幹は人助けにある。」
アダムスみはそう言う。
自分自身にも思い当たる節は十分にある。
お客様の利益より、会社の利益、自分の給与への反映を第1優先になってしまっている時期はもちろんあった。
少し話はそれるが、今の時代は、一発大きな売り上げをあげる時代ではないのだ。
昨今流行っているサブスクリプションモデルはある意味お客様のことを考えて生まれたモデルなのかもしれない。
営業も単なる仕事と割り切ってこなすより、
「何が困っているんだろう」
と本気で考えることにより、お客のニーズの本質が見えて、違った提案ができたりすることもあり、いいこと尽くしなのだ。
相手の困っていることを第一に考え抜こう!
好きな女性を口説く時にも共通する姿勢だと!
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