久々に見たプロフェッショナル仕事の流儀で
落合陽一が特集されていた
この人の今までの印象は
「ちょっと特異な、IT系のイノベーター」
ぐらいの感じで特別興味を持っていなかった。
しかし、番組を見ていくと、
父親が
国際ジャーナリストでありベストセラー作家の
落合信彦だったり
初めての子供に障害があったり
特異で掴み所がない人物から
徐々に人間味を感じることができるエピソードが出てきた
番組の中で
自分の子供の障害のことについて語った内容に胸が熱くなった
それがこちら
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最初の子どもが生まれると
人間はモードが切り替わるので
子供に障害があったから
当事者は当事者にならないとわからない
どうなるんだろう
それで自分がやれることを探してやり始めた
あの馬力は普通はでないね
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子供の障害について世界中のありとあらゆる
論文やデータを集め片っ端から読み込んだという
この、
「普通は出せない馬力」
は、例えば
今までに味わったことがない経験などで、
気持ちが底まで行ってしまった時、そこから這い上がる方法
つまり落合陽一のいう自分ができることをを探して見つかったときに
とてつもない馬力が出るということなのだと思う
例えるなら、家族の病気が治る唯一の薬がエベレストの頂上にあるとしたら
エベレストに登るための準備に対して、今まででは絶対に出せなかった力が湧いてくるという感じだ。
また、このようにも語っている
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障害がある子どもが生まれた時に
多分何かを考えたんですよ
で、親になるっていうのはそういうことで
病気になったら病気のこと考えるし
足が切れたら足のこと考えるし
自分が当事者になれば当事者のこと考えるんだけど
当事者になった時に思うことを
どうやって今後の人生に活かしてしていくかってことですね
一番気持ちが動く時だから
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当事者となった時に、考えたことを未来に活かしていく
純粋に素敵な言葉だ
一番気持ちが動く時に一番エネルギーが出る
その時に考え、そして出した答えを未来に活かしていく
落合は現在
自分自身の過去を振り返って何か未来に活かせることを考えることもいい!