昔の8mmビデオをついに整理し始めた。
もちろん再生機器はすでにないので、ネットでデジタル化をしてくれる業者を探してお願いすることに。
なにやら色々と忙しいようで約15本程度のテープは半年かかりようやくデータ化され送り届けられた。
テープの中身はというと、よくある子供のイベント系がほとんどだ。
・運動会
・ピアノ発表会
・バレエ発表会
その中でもなぜか一番目を惹いたのは
・幼稚園運動会の大人のリレー
だ。
なぜだかこればっかりは昔も今も一番楽しく興奮する。
なぜなのだろうか?
子供の拙い走りの後の迫力ある走りだからなのか?
はたまた、久々に走り足がもつれて転ぶ姿を楽しみにしているのか?
いや、やはり大人の本気を見たいんだ。
「本気」
これが人の魂を震わすのだ。
大人も子供も関係なかった。
人はみんな本気を見たい。そして感じたい。
どんな小さなことでも本気で取り組まなければ意味がない。
そして、人に感動を与えれれない。
適当なところで妥協するなら最初からやらない方がいい。
自分自身忘れられない言葉がある。
「全て中途半端なんだよな」
20年前に会社の上司に言われた言葉だ。
全てやり遂げる前に
「このくらいでいいだろう」
という気持ちが芽生え、7割くらいで取り組んだことを投げ出してしまう癖があった。
それを的確に指摘してくれた上司の言葉は今でも心に残っている。
そして、日常で投げ出そうという気持ちが芽生えた時はその言葉が蘇ってくる。
物事は、なんだかんだ整理して順序よくやっていけばすんなり片付くことが大概だと気づく。
完璧は目指さなくていい。
ただ、取り組んだことは最後まで自分の納得いく着地点までゆっくりでもいいから進むことが大切だと改めて感じる。
リレーに関しては日頃普通のお父さんお母さんが本気で走るというギャップも影響してるか!