新型コロナウィルス感染拡大。
2020年全世界の生活が変わった。
これまでの生活が完全に戻る日がくるのかどうかは誰にもわからない。
もう二度と戻らない可能性もある。
ただ、この絶望から希望を生み出す方法を日本の哲学者
が教えてくれている。
この哲学者は治安維持法で二度の逮捕されたという。
二度目の逮捕の獄中で病に苦しみベットから転げ落ちて死亡した。
享年48歳。
そんな彼が絶望の中から希望を見つける方法をこのように語っている
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偽りの幸福を捨て
本当の幸福を大切にする
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成功=幸福
と考えがちな人も多いだろう。
例えば、地位・お金・名誉があれば幸せになれると思い、
そこにしがみ続けると、仮にそれを失った時に軌道修正ができない状況に陥ってしまうということだ。
本当の幸福を見失うということだ。
さらにこのようにも言っている
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断念することを欲しない物は
真の希望を持つこともできぬ
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人は絶望をした時に、何かを断念することはそう簡単にはできない。
例えば、今回のコロナで色々なものを失った人も多いだろう。
飲食店や旅行業界は今でも絶望の淵だ。
そこで、どうしたら今までのこだわりを断念できるのか。
それをこのように言っている。
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絶対だと思いこんでいる価値観を
疑ってみるべきだ
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疑うことで、断念ができる。
例えば、
お金ってそんなに欲しいのか?
名誉ってそんなに大切なものか?
それは一時的なものではないか?
などを疑って、そのこだわりを捨てていくことで、
自分が本当に大切にしているものが見えてくるというのだ。
最後まで執筆をやめなかった三木清は最後にこのようにも言っている
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真の希望は絶望から生じる
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絶望は自分を見つめ直すチャンスとも言える。
絶望は自分の芯を見つけられるチャンスなのだ。
本当に今回の新型コロナウィルスは改めて全人類が自分の足元を見つめ直す
良い機会を与えてくれたのかもしれない。
自分が最後まで断念できないものを見つけられたら、今回のコロナ禍なんて大したことではないはずだ。
でもやっぱりライブハウスで大声を出したい!