平野歩夢は誰もが知る
その平野歩夢は、東京オリンピックでスケートボードにも挑戦をした。
結果は予選敗退だったが、なぜかスノーボードの時と違いすごく笑顔が多いという印象だった。
その理由の一つとしてはSNSで語った次の言葉がよく表しているのだと思った。
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最近こんなことを思う。
人はいろんな負荷がかかればかかるほど、
身軽になるんじゃないかって。
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この言葉に対してインタビュアーが
「普通、負荷がかかると重荷になるますよね?」
に対する平野歩夢の返答がこちらだ
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僕はこの経験(二刀流)を通して
さらに色々なことをやってみよう
やってみたいなという
他の部分の意識に興味を持てた部分が強くて
やってきたことをやり続けるよりも
やってきてないことの方が不安だったり
知らないからこそどうしたらいいのか
迷いや焦りが必ず出てくるけど
それを乗り越えた時の気持ちって身軽になるっていう
それを1個乗り越えたらじゃあ次もやってみようとか
自分の気持ちの中の成長に気づけたときは
その苦しさよりも楽しさだったり
難しいからこそ面白さにきづけたり
きっともっと色んなものに立ち向かえるんじゃないかという意味合いです
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「達成感」という言葉はよく使われるが、
平野歩夢は
それを「身軽になる」という表現で、その先の気持ちまで表してくれた。
「挑戦をクリアして達成感がある」
これはだれでも理解している。
しかし、達成した後はもっといろいろなものに興味が沸いて身軽になるという気持ちは、これまで自分自身気づけていない感情だ。
時に、能動的に挑戦をしていなくても心の負荷はふいに訪れる。
今回の新型コロナウィルスも例外ではない。
この影響でさまざまなことを我慢したり、世界中の人の心にいろいろな負荷がかかっている。
しかし、これを乗り越えた時に心が「身軽」になっているとおもうと、すこし明るい希望を持てる。
これからは、心に訪れる負荷を楽しめる!
あの謙虚で落ち着きのある発言は好感以外の何物でもない!
リスペクト!