またまたプロフェッショナルを見ていた。
今回は販売のプロだ。
スーパーなどでヤクルトの試飲を今までできていたが、コロナの影響でそれができなくなってしまった。
そこで、そのプロが打開策を頼まれた。
画面から
「今リモートで繋がってまーす!」
と呼びかけても
まったく人が立ち止まってくれない。
それが、ある一言を付け加えるだけで人が立ち止まってくれるようになった
それがこちら
今「私と」リモートで繋がってまーす!
「私と」を付け加えたことで人が徐々に立ち止まるようになった。
マーケティングとはこういうことだ。
一瞬画面に映ったホワイトボードには
「無料で~をプレゼント」
など、ユーザーへ直接的なメリットをにおわせるフレーズが並んでいたが、最終的なきっかけはそこではなかった。
ユーザーは、不特定多数の人に向けたメッセージより
「私に話しかけてくれている」
という感覚に敏感なのだ。
人は言葉を心の奥底の感覚で一瞬で察知する。
イメージは一瞬なのだ。
その一瞬のイメージをいかに大きく立体的にさせるかと組み立てていくのがマーケティングだ。
これは正解ではないと本人は言っていたが、一つのきっかけを見つけたという感じだろう。
現場は生き物ですとも言っていた。
まさに。
時代も変われば人も変わる
変化にも柔軟に対応が求められることが必要となってくる。
人の心を動かすのは難しいからこそ楽しいのだ!