プロフェッショナル仕事の流儀。
ドキュメンタリー番組ではかなり好みの番組だ。
9月29日の放送は吉本新喜劇の座長
小藪千豊の特集だった。
今回の新型コロナウィルスで大きな打撃を受けている業界の一つであるエンタメ業界。
そのお笑いの舞台裏で発した一言で、かなり心を打たれるものがあった。
それがこちら、
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ようよう考えたら
俺らだけしんどいみたいな面してるけど
先人たちはもっと大変で
もっと不便な状況がいっぱいあって
それでもやっぱり
みんながあきらめへんと来てくれたことが
今の僕らに繋がってるとしたら
ここでくよくよすんのはちゃうなと
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この言葉を聞いて涙が出た。
小藪千豊のいうとおり
「くよくよしている場合じゃない」
まさにこの言葉に勇気をもらった。
そう、70年前では日本は戦争をしていたのだ。
考えてみたら、テレビが出て来たのもそのくらいの時期からだ。
外食や旅行なんてのも、つい何十年前から楽しめるようになったようなものだ。
楽しみが減るストレス・それに伴い仕事が減る恐怖。
しかし、ここ10年〜20年の話でも、
「リーマンショック」
「東日本大震災」
など、大きく生活が変わる自体は起こっているのだ。
こういう自体がいつでも起こる可能性があると意識して準備しておかなければいけない。
「本物だけが生き残る」
まさにそういうことなのかもしれない。
逆に言えば、この状況をプラスに捉えられる人が
「本物になれる」
と言える。
吉本新喜劇の座長の眼差しはマジでかっこよかった。