オリンピックのテーマソングと言われて真っ先に頭に浮かぶのは
ゆずの
だ。
これは2004年アテネオリンピックNHKの公式テーマソングとして多くの人々の心に残る名曲となった。
しかし、それ以降NHKのオリンピック公式テーマソングとして、この曲のインパクトを超えるテーマソングが現れていないという事実がある。
2008年(北京)「GIFT / Mr.Children」
2012年(ロンドン)「風が吹いている / いきものがかり」
2016年(リオデジャネイロ)「Hero / 安室奈美恵」
もちろん楽曲単体で見ればどれも素晴らしい名曲揃いだ。
しかし、オリンピックの持つ光と影の映像の裏に流れる楽曲としてのシンクロ度合いに関しては、栄光の架橋に届くものではなかった。
しかし、今回のNHK公式テーマソングを聞いて鳥肌が立った。
ついに、あの呪縛ともいえる
「栄光の架橋」
を超える名曲が来たと思わせる感動が背中にはしった。
嵐
カイト
作詞作曲はあのLEMONやパプリカの
米津
だ。
メロディーの切り方や、旋律の癖はそのまま米津だ。
その個性を生かしながら、4年に一度のオリンピックという選手たちの光と影を全て受け止めてくれる曲に仕上げたのはさすがとしか言いようがない。
これは、栄光の架橋と同じくらいに今後受け継がれていく名曲となるだろう。
Cメロの盛り上げ方はハンパなくカッコいいし、詩の内容ももちろんオリンピックの世界観を意識しての曲となっている。
個人的には、米津はほとんど聞いたことがなかったが、この楽曲で注目するアーティストの一人となってしまった。
この曲の制作裏話などいろいろと検索したくなる!
そして、これはカラオケで歌わずにはいられない!